ぼくは来月の24日に、統計検定の1級を受けようと考えている。
それにあたって、これまでも統計検定関連のブログはいくつか見てきたけど、割とレベルが高い人が多くて「そりゃ合格するだろ」と感じていた。
一方で自分はというと大学で統計学の講義は受けたけど期末試験は計算系の問題、他にゴリゴリ数学の証明問題を解くような経験はなく、統計検定2級は計算のやり方を覚えて合格をした程度のレベルである。
つまり、一級でメインになるような「~を示せ。」だとか、「~の式を~を用いて表せ。」みたいな問題について、現状どう答えたらいいかすら分からない。
なので、そんなレベルでどうにかこうにか統計検定1級レベルの統計力(ぢから)を手に入れようとして現状やっていることと目指すものを整理しながら、同程度の人の参考になるような情報を纏めておきたい。
参考書、サイト
どのブログでも書籍紹介をしているしそれを見るために統計検定受けましたブログを見てるところがあるのでここでも紹介していく。
日本統計学会公式認定 統計検定 1級・準1級 公式問題集[2016〜2017年]
- 作者: 日本統計学会
- 出版社/メーカー: 実務教育出版
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 二宮嘉行,大西俊郎,小林景,椎名洋,笛田薫,田中研太郎,岡田謙介,大屋幸輔,廣瀬英雄,折笠秀樹,日本統計学会,竹村彰通,岩崎学
- 出版社/メーカー: 東京図書
- 発売日: 2013/04/08
- メディア: 単行本
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公式テキスト&過去問。
基本的に資格試験の過去問と解答は公式サイトで手に入るものだが、解答は略解で「細かい解説が欲しかったら過去問本買ってね」というスタイルである。
なので買った。
これは下記のブログでも紹介されてて重要そうなので買った。
この本は、内容は理解できるけど章末問題が解けなくて行き詰った。
解答も略解なので、元々数学ができてないと問題の形式や解き方のセオリーみたいなのが分からないのかもしれない。
今ブログを読むと、
解説→演習問題という、よくあるタイプの参考書形式。だが、とにかく説明が分かり易い。「いや、その分かり易いって分かり易くないだろ」っていうのはコミュニケーションを解さない数学書あるあるだが、これは本当にそんなことはないと思う。というより、これにある数式が理解できないときは、数学の理解に穴がある状態なので、立ち戻った方が良い。
とあったのでぼくは立ち戻った方がいいかもしれない。
なお、紹介されているマンガで分かる系の書籍は全部一通り読んでいる。
最近は機械学習編が出てた。表紙の子かわいい。
他にも統計学テキストは何冊か持っているが、直接勉強に使っているのはこの3冊。
公式テキストで広く浅く、細かいところは久保川統計、問題集は公式のもの、といった組み合わせ。ただし、最近はどっちかというとネットのサイトを見ることが多い。
主にみているのは以下。
「〇〇分布 期待値 導出」とか「〇〇分布 モーメント 導出」あたりで検索出てくるとほとんどこの二つのサイトが出てくる。
導出方法を纏めたいときはここを見てる。
今やってること
一番参考にしているのはこれ。
実際、試験問題は確率分布に関わるものと分析手法にかかわる部分の二つに分かれている。
なので、まずは確率分布の期待値、分散、モーメント母艦数を自力で導出できるようになるのを目指している。
上記サイト辺りを参考にしながら、曼荼羅と導出をまとめたものをこれまでに作ったのでそれを覚えようとしている。
作ったもの
それが終わったら統計手法(たぶん社会統計で受けると思うのでR関連)あたりを問題を解きながら勉強していく予定。
ただ、ここまでやってもまだ問題を解けるところまでは進んでいない。
実際にはほかに尤度関数だとか知識として足りないところもあるし、式変換など数学の基礎的な部分をもっと鍛えなければならない。
要するに「数学の問題を解く」というスキルが別に必要であるのだけど、これに関しては自力で問題を解いてもそれが合っているかどうかわからないので、誰かに教えてもらわなければならない。
ので、教えてもらいに行くことにしている。
展望
統計検定1級の問題は計算ができるだけでも特性値が出せるだけでも解けない。
もっと細かい知識も必要だし、逆にもっと基礎的な数学の能力も必要になってくる。
けど、どちらを学習していくにしても定期的に問題を読み直しつつ、「何が分かっていたら解けるか」辺りを考えながら見ている。
そのうちどこのどういう知識を使って解けばいいかわかるようになれば、もっと学習が進みそうな感じがする。
合格点は全体の6割なので、そこを越せる程度にはなっておきたい。