これまでもクラウドプラットフォームの学習はしており、特に会社でかかわりが深いAzureについてはmcp70-533とmcp70-532を取得してMCSAに認定されるくらいには勉強を続けてきた。
だけども、AmazonだとかGoogleだとかのクラウドプラットフォームについては「勉強しないとなー」と思いながらなかなか機会がなかった。
一度、これらのクラウドプラットフォームについてまとめた本があったので、これを読んで勉強していたことはあった。
その本がこれ。
クラウドエンジニア養成読本[クラウドを武器にするための知識&実例満載! ] (Software Design plusシリーズ)
- 作者: 佐々木拓郎,西谷圭介,福井厚,寳野雄太,金子亨,廣瀬一海,菊池修治,松井基勝,田部井一成,吉田裕貴,石川修,竹林信哉
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/03/14
- メディア: 単行本
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そもそもなぜそれぞれのクラウドプラットフォームについて知りたいかというと、実際に業務なんかでクラウドを使おうとしたときにどういったときにどれを使うべきかを知っておきたいからである。
人に提案するときにこれらのうちの一つを知らないからと言ってそれを使うことを勧めて「こいつこのプラットフォーム作ってる会社の回し者じゃね?」とか思われたら癪である。
なのでどういった場合にどれが向いているかについて把握しておいて使い分けられるようになっておきたい。
この本はそういったニーズに答えてくれた。
「クラウドとは何か?」といった基本的な説明から始まり、各社のクラウドプラットフォームの説明、それから事例が続く。
クラウドプラットフォームの説明では、紙面の多くはどちらかというと機械学習タスクで利用するものなどそれぞれのサービスの説明に割かれているが、最初の部分で特徴が述べられており、ここが特に参考になった。
簡潔にまとめるならば、「ビッグデータを扱うならGCP」「VMを使うならAzure」「APIを作るならAWS」といったように感じた。
まだこの本を読んだだけではわからないことも多いし、何より実際に触ってみないと理解したとはいえないので、このあたりをとっかかりにしてこれからもっと実践的な内容に進みたい。
特に、GCPに関してはcourseraで講義があって今なら色々お得だ!ということで今週末はずっとこれをやっている。
その話については次回。