落とし穴に立て札を立てるが如く

ハマりどころの解決が少しでも早くなることを願って書いていきます

ぼくはエンジニアに向いているか考えてみた

ぼくがいつもお世話になっている高専生に対する偏見を植え付けてくれたサイトの開発日誌で、こんな記事が投稿された。

paiza.hatenablog.com

 

ぼくはこれまで文系私大四大卒としてIT企業でエンジニアとして働いてきたのだけれど、そろそろぼくが本当にエンジニアとして向いているか考えるべき季節に差し掛かっているのかもしれない。

なのでここの8つの特徴のうち、向いていることを示す4つが当てはまるかどうか考えてみた。

1.Q.IT技術やプログラミングが好き? A.うん、大好きSA!

この点については大丈夫そうだった。

 

大学1年の時に技術系サークルに入り、そこでC#の基礎を学んだ。

大学生の間にゲームを作りたいと考えて絵から音楽からプログラミングから勉強していたが、プログラミングについてもこの時に勉強を始めていた。

大学4年生になって就活を始めてからは実際に興味があることを示すためにそのあたりの勉強を進めて話にはついていけるようにしていたし、何よりそういったことにそこまで抵抗感はない。

この点については問題はなさそうだ。

2.Q.自分で手を動かして何かを作ることが好き? A.入社してできるようになった

これについては今は若干できるってところか。

 

大学4年間はたくさんのことを学んだ。

けれども、学問においてもゲームにおいてもプログラミングにおいても、実際に何かを作ったということは少なかったし、誰かに見せることはもっと少なかった。

pixivに上げたイラストは1ページを越さないし、音楽もどこにも投稿していない。

Qiita記事も書いていなかったし、Githubリポジトリも作っていなかった。

そもそもそれをどのようにやればいいのかわからなかった。

ブログを書くことでさえ、今はこうして書き始めてはいるが、これまでブログ自体を作ってから数日が経っている。

踏ん切りをつけるのが一番大変、というのが実際のところだし、これからすらこんな調子になりそうな気がする。

けど、今いるところに入社してから、既にQiitaで記事を書きまくっている人やセッションに登壇している人と出会ってたくさんのインスピレーションや参考にできるものを知った。

こうしてブログを書くのもその一環だ。

これを続けられるなら、適性もあるってことだろう。

3.Q.もっと効率のよい方法がないか考えられる? A.まあまあ

これについてはそこまでの自信はまだない。

 

これについても、入社するまであまり考えてこなかった。今もそうかもしれない。

今いるところに入って初めて知ったことの一つに、デザインパターンというものがある。

見た目の部分と処理の部分を分けることでバグが起きたときにその原因を特定しやすくして保守性を高められるというやつだ。

初めてこれを知って実際にどうやるのかを聞いたとき、一番最初に思ったのは「うわ、めんどくせ」である。

何せアプリに何かボタンを一個追加するときに書き加えるのはViewのボタンの生成とModelの処理だけでなく、それらを接続するViewModelところも加わるからだ。

ボタン追加のためだけに、3つもファイルを行き来しなければならない。(ぼくの時はさらにControlという部分も加えて4つだった!)

Viewのコードビハインドに書けば10行で済むものを3つも4つものスクリプトに分けて20行近くにするのは相当面倒だったし、今までのところまだそこまでの恩恵も受けられていない。

そういった点で、効率の良い方法を考えて実行するのは抵抗感があるといえるかもしれない。

ただ、アプリケーション開発でswiftを使う中で、closureをうまく使って分かりやすく使いやすいメソッドの書き方を思いついて実践したときは脳汁が出たし、そのあとそのやり方を同僚が使っているのを見たときは本当にうれしかった。

この点では、ある程度実践できているといえるかもしれない。

4.Q.地道な調査や作業が苦にならない? A.覚悟はしている

そうなることは分かってるし。

 

プログラマーはコーディングをする時間が1割で、残りの9割はそのコードの動かし方を調べる時間であるって話はよく聞く。

そして、この点に耐えられないって人の話も。

ぼくの場合、大学時代末期にUnityでゲームを作りまくっていたころは大半の時間が「〇〇 動かない」で検索をかけて調べている時間だった。

その中では、この仕事は実質ほとんどが調べる時間なんじゃないかという気持ちと、これじゃ仕事にならないんじゃないかという気持ちが半々だった。

けど、ういったことができるということが適性であるという話を聞くと、実際そういうお仕事なんだなという実感が湧く。

また、そういった経験を通して地味な調査や作業をすることの覚悟ができているということは、自分のエンジニアとしての一つ適性なんじゃないかと思う。

まとめ

ぼくはエンジニアとしてやっていくのでおおむね問題なさそうだ。

身の回りで技術系Tシャツが流行ってる(?)

最近、同僚の間で技術系Tシャツが話題になることが多い。
発端は先輩で対外露出の多い先輩がどこでもらってきたのかMicrosoft AzureのTシャツを着ていたことだったと思う。
ぼくも勉強会イベントで主催者の方が作ったTシャツをもらったことがあり、それを社内で開かれた勉強会で着たことがある。 その影響か、同僚でもその波に乗ってくる人が出てきた。
その人が着てたのはPythonのロゴ入りTシャツだった。
最初はぼくと同じくどこかのイベントでもらったのかと思っていたが、聞くと通販で買ったらしい。
ちょっと調べると、実際いくつかの企業は自分たちの物販を持っているようで、それをまとめているQiita記事があった。
公式グッズ・ノベルティ オンラインストア一覧(60団体以上を調査)
これ以外の入手方法としては、Twitterで報告が上がっているようにイベント等でもらうといった方法もあるそうだけど、Tシャツをもらうことを目的としていくには費用対効果が悪い気がする。
なので、「技術系Tシャツが着たい!」と考えた場合、最もいいのは通販で買うことというのは理にかなってる。

さて、自分は何の技術のTシャツが欲しいかなと考えると、最も気になっているのはRDBMSMySQL,PostgreSQL,SQLiteとか。
あるいは監視まで含めるとZabbixとかPrometheusとか。
このあたりで何かロゴ入りTシャツないかなと探してみたが、どこも公式物販はなかった。
一番気になっているMySQLのTシャツは・・・
デザインTシャツのサイトにあるにはあった。
公式のMySQL Merch Tシャツ
こういったものを探すにあたって気になることの一つとして、公式のロゴを使ってるグッズってちゃんと許諾受けてるものなのかな?という点がある。
あまり怪しいところからは買いたくないし。
これを見ると公式の(official)と書いてあるが、公式サイトからのリンクはない。
このサイトにはほかにもいくつかMySQLのロゴが入ったTシャツはあるものの、許諾大丈夫なのかなーとは思う。
逆に大丈夫そうなら一着ほしい。

東京港区の安い部屋に半年住んでみて分かったこと

東京に越してきて新卒エンジニアとして働き始めて半年が経った。
大学生時代から下宿で一人暮らしだったこともあり、生活には余裕で慣れた。
けれどもここで生活することは出身地とも大学生のころ住んでいた場所とも違っている。
人生で初めて作った技術系ブログ(の予定)の最初の記事として妥当な記事かはわからないけど、「これから東京に出て港区に住むけどどんな生活なの」って人の参考になればうれしい。

家賃が高い!

家賃は基本的に月額9万円を超すと考えていい。
住むところを探すために「東京 港区 物件」辺りで検索かけるとすぐに分かることだけど、家賃は基本的に月額9万円を超す。
巷では「住処の家賃の基準は大体給料の3分の1程度」みたいな言説があるけど、ここでそれを守るのは相当厳しい。
同僚は(ぼくもだけど)ありがたいことに会社から家賃補助が出てて、実際そのおかげで家賃10万円前後の部屋に住んでもその基準に収まっている。
ぼくに至っては家賃6万5千円もしないところを選んだので、実質支払っている家賃は本来の2割にも満たない!ありがたや。
しかし、不動産屋の人によると、働き先が港区内の場合、一般的には家賃5万円くらいの近隣の区に住んで電車通勤するのがリーズナブルで、実際そうしている人も多いらしい。
そして「電車通勤とかふざけんな!」というのがこれを聞いて脊髄反射で思ったこと。

電車通勤しないという選択

実際、これから新卒で働きだそうとしている年齢の人たちで東京の満員電車にいい印象を抱いている人はまずいないだろう。
ぼくもそう。
電車に乗れるかすらわからないレベルの満員電車に乗る不快感、痴漢と間違われて人生が終わるリスクみたいなイメージが電車通勤という言葉を聞いた瞬間に連想されて拒否反応を起こした。
それに何より、安い家に住んだとしてもそれによって通勤時間が伸びたら、時間価値換算で損なのではないか?と思った。
なので試算した。

今住んでいるところ:家賃6万5千円/月+会社まで9分/60分時間価値約2000円出勤する日約20日=7万1千円
別案:家賃5万円/月+会社まで30分/60分時間価値約2000円出勤する飛躍20日=7万円

あれ、電車通勤した方が安くね?というのは今思った。
ここでいう時間価値というのは経済学の言葉で、時間をお金に仮に換算してみた値である。
根拠になる値には仕事の時給とか今この時間をお金で買えるとしたらいくらくらい払うかの値とか。
wikipedia 時間価値
いずれにしても、これくらいの差がひっくり返るくらいには電車通勤したくないということだろう。
つまり、通勤電車に乗らないことには毎月千円以上の価値がある!!というのが一つの知見。

家賃が6万5千円以下のぼくのスイートホーム

そういうわけで、前にも書いたけど今住んでいるところの家賃は6万5千円を越さない。
その割に住んでいるところは9階。このあたりだと割と階層が高いアパートやマンションが多い。
部屋は西向きだけど、前住んでいたところが北向きで部屋にカビが生えまくったのと比べると断然まし。
ただ、各部屋に洗濯機を置く場所はないため、1Fのランドリーで毎回200円払って洗濯せねばならず、月額1600円くらいは出費してる。
あと、虫が出る。
前の部屋でゴキブリも手のひらサイズの蜘蛛も出たので、ここにきてすぐに防虫剤を買って置いている。
そのおかげか、ゴキブリと蜘蛛は見かけないが代わりにもっと小さい虫が出る。
人差し指の先っちょから、爪の付け根までの長さよりは長く、関節まで届くか届かないかくらいの大きさのゴキブリではないが何か別の虫が出る。
めっちゃ出る。
もう放置してる。
これが二つ目の関節くらいまで行くサイズなら脅威を感じて引っ越すか防虫を強化するか考えるところだが、これくらいなら自分であれば許容範囲。
糞をしていくので食器はしばらく放っておいたら使う前に洗い直さないといけないけど。
他の人はどうだろうか?
そう考えるともっと防虫するか、あるいはもうちょっと虫が出ないところに引っ越すことも考えた方がいいかもしれない。
他には、NHKがあまり来ない。
テレビは見ないので部屋に置いていないが、大阪だと2,3か月に一度、契約を求めてかNHKの人が部屋まで来ることがあった。
その度にうちにはテレビを置いていないしそういったアプリも使っていないと説明していたのだが、ここに来てからはまだ1度しか来ていない。
間隔としてはまだ前にいたところと比べて減っていないといえるかもしれないが、前にいたところでは住み始めてすぐに来たしそれからも隔月で訪問された。
けれども、ここに来たのは住み始めてからすでに5か月ほどたってから1度きりである。
それまでに来るだろうなと思っていたぼくからすると、少なく感じられた。
なぜなのだろう?
ひょっとしたら、この建物は全体的に家賃が安く、そんなところに住んでる人はたいしてテレビを見ないだろうと思っているのかもしれない。
あるいは、この建物には実際夜な夜な叫んだりする人が何人かいるくらいなので、そういった人と揉めたくないのかもしれない。
そうだとしたら家賃の安いということも悪くないのかもしれない。

家具を買う前にメジャーを買っとけ!

「ベッド、椅子、机はいいものを買っとけ!」はこれまた新生活シーズンには流行る言説である。
ぼくもモロに信じた。
いいのを買った。
椅子が動けなくなった。

何が起きたかというと、ベッドと机のサイズが大きすぎて、それらの間が相当狭くなったのである。
あとで買ったものをAmazonにリンクも張ろうと思うが、それらのサイズは一度確認して、これを部屋に入れるとどれくらいの体積を占有するか確認した方がいい。
そのためには、まずメジャーを百円ショップで買った方がいい。
代わりに良かったこともある。
朝起きて、床に足をつけずに椅子に座ってPCの前に移動できる。これは便利かもしれない。
実際、一日くらい本当に床と接せずに過ごせるかもしれないとすら思ったが、椅子が動けないので冷蔵庫までたどり着けなかった。

まとめ

今回は、東京港区での暮らし方の一つの例として自分の場合を紹介した。
新しい場所で生活するだけでも選択の連続だが、特に港区の安い部屋で済むという選択をするというのはこういうことであるというのが伝えられれば幸いである。